20年前の2006年、僕はガーディナーの演奏を2回、サンフランシスコとグラナダで聴いている。グラナダでの演奏では、途中からまったく知らない曲になって行って、どうしたんだろうと動揺したが、後でプログラム冊子のスペイン語を必死に読んだところ、どうやらロバート・レヴィン版というのを使ったらしい。この版は、Crucifixus、Et resurrexit、Et im Spiritum Sanctum、Et unam sanctam、Et vitam venturi、さらに最後のAgnus DeiとDona nobis pacemの7曲が追加されているとのことだ。最近はレクイエムでも異なる版での録音がいくつか出て来たので、今ならレヴィン版にも驚かなかったかも知れない。