Wednesday, June 10, 2015

長野ツアー4:鏡池 – Nagano Bike Tour #4

Kagami Pond

早朝、朝食の前に鏡池まで走ることにした。わずか数キロで途中は小さな山越えのアップ・ダウンがある。朝のこの風景は素晴らしく、しばし自然を満喫できて大いに散歩の甲斐があった。ところがこの走行中に後部バッグに入れていた宿の部屋の鍵をどこかで落としたらしく、もう一度宿からゆっくりと道路上を見つめながら池まで往復することになった。しかし鍵は見当たらず、宿にそのことを申し出ると作り直せるから良いですよとスペアキーを出して許していただいた。

本来の計画ではこの日は戸隠から白馬に向かうつもりだったのだが、帰宅が深夜に及ぶのは出来れば回避したい予定もあり、ここ戸隠まで来て鏡池にも満足できたので、長野に引き返して早めのバスで家に帰ることにした。但し戻りのルートは往路とは違うバードラインを走ってみようと考えた。

バードラインはバスを含む交通量が多いルートなので走りにくいかも知れないと言われていたが、特に支障は感じなかった。ただ中盤の登り勾配が思いの外長かったのが若干不満と言えば不満だった。最大の問題は長野市に入る七曲がりの坂で、スリップ防止の路面は石畳を走るのと同じガタガタで、しかもブレーキレバーを握ったままなので最後には上からでは制動が効かなくなるくらい延々とつづら折りが続き、全く自転車向きではないと感じた。ましてこれを逆走して登れと言われたら、箱根の旧道以上に萎えるだろう。帰路20kmの行程は約50分で完走した。

夜、逗子に戻ると外は雨で駅が大混雑、考えてみるとその日は逗子海岸の花火大会だった。浴衣姿でずぶ濡れの子とか惨めな状態で、タクシーを待ったが交通規制と渋滞で40分くらい列で待つ羽目になった。


Bird Line route to Nagano

Tuesday, June 9, 2015

長野ツアー3:戸隠神社 – Nagano Bike Tour #3

Nagano to Togakushi

海外からの客が優勢で、英語が飛び交うゲストハウスはキッチンも使えるので、スープカレーでも作ろうかと門前ぷら座というスーパーまで自転車を走らせた。あいにく我が定番のスープカレーの素は見当たらず、その代わり信州牛とリンゴのカレーという地元の製品が眼に入って食べてみたくなったので、レトルトで済ませることになった。結果はイマイチだったかな。それにしてもこのスーパーの魚類価格は驚くほどリーズナブル。湘南と変わらないくらいだった。山国なのに。
自転車は路駐で過去にトラブルはなかったとの話だったが、お願いして夜遅く入口内のスペースに入れさせてもらった。これで精神衛生的に安心。

Guest House 1166 Backpackers


翌朝も夏らしい強い陽射しで、駆り立てられるように早めの8時出発。戸隠へは3本のルートがあるうち、長野の街から西方向に進む県道ルートを予定通り選んだ。ここは渓谷沿いの景色が楽しめ、交通量も少なめで正解だと感じた。10kmほど走ると川を離れて後はひたすら登りが続く。長野から中社までは約20kmなので残り半分が本番だ。登坂に入るとすぐにこれまでのトレーニング不足が露呈して、青息吐息。10kmで獲得標高600mなら草津白根よりやや楽と見込んでいたのに反して、どうにも辛くて小休止など入れる。R76に合流するすると残りは5km程度でほっとするが、登りは続き宝光社に辿り着いたところではほとんど根を上げた状態、幸いと言うべきか中社に向かう途中こちらを先に詣でるつもりでいたので、ここでの一旦下車はまさに救世主だった。最初に載せた地図はここまでのルート。そこでは距離21.1km、高度662mとなっているが、GPXファイルをStravaで読ませるとそれぞれ17.4km、1315mとの数字が出てくるので、設定を見直す必要がありそう。


Hokosha Shrine

さて仕上げの2kmは勾配7-8%とかなりの急斜面という追い討ちになるが、それでも到着してみれば長野から2.5時間程度とまずまずの所要時間だった。宿泊先の横倉旅館に自転車と荷物を預けようと行ってみたら、部屋は出来ているからとまだ11時前というのにチェックインさせてもらえた。

午後は中社から奥社への戸隠神社巡りで、奥社までの道も歩いた。チャリで走る手もあるが、その後の参道(山道)ハイキングをチャリ靴で歩くのは勘弁して欲しい。この霊気に満ちた参道は格別で、奥社を見なくては戸隠神社は何もないことになる。


Chusha



Okusha

Monday, June 1, 2015

長野ツアー2:善光寺 – Nagano Bike Tour #2


2日目の走行距離は25km程度、ゆっくり走って長野に入れる。初日で一気に長野までも行けた距離なのだが、混雑が予想される善光寺詣でなど時間をゆったり確保しておきたいし、温泉で骨休めもしたかったというのが理由だ。
宿の主人に千曲川沿いの自転車道を川中島まで走った方が景色が良いと教えられたので、殺風景な国道は回避することにしたが、朝食はMOSバーカー更埴店が途中にあるのでややジグザグのルートを辿ることになった。それでも朝8時前に亀清旅館を出発して、10時前には楽々目的地のゲストハウス1166バックパッカーズに到着。自転車は道路の電柱にくくりつけ、荷物だけ預けてすぐ近くの善光寺に向かった。御開帳もあと数日限りという時期なので人出は多く、それでも行列の交通整理をしているおじさんによると今日はまだマシな方らしい。まずは回向柱に群がる人々の中に合流し、さらに本堂のご本尊を拝むには長い行列に30分以上並ぶ必要がある。信仰心の薄い者にとってはこんなに参拝客が押し寄せる境内に介在する賽銭・お札・御朱印の類を目にすると、宗教が不可避的に抱える拝金主義にややうんざりという気分になる。それでも願い事には敵わないということだ。善光寺が生み出した門前町は立派で、古い町並みの保存なども洗練された美観を感じることが出来るが、お寺自体からは芸術的に強い印象は受けなかった。


Breakfast at MOS Burger
Along the River Chikuma is a bike road.
View of Japan North Alps
Guest house in Nagano
Zenkoji Temple


Saturday, May 30, 2015

長野ツアー1:八ヶ岳から上山田温泉へ - Nagano Bike Tour #1




右膝の靱帯を痛めて1年が過ぎ、冬が終わったら本格始動の時期と思って、4月には草津から八ヶ岳高原・戸隠・白馬・宇奈月を走破する250kmプランを早々と立ててみた。ついでに安宿もネット予約で確保した。しかしこの春の4月、5月を現実にはなまくらなトレーニングに終止して、とても負荷の高いツアーをこなすだけの脚力が戻ったように思えない。5月末、結局このツアーは野辺山に別荘のある友人からの誘いを契機に、善光寺と戸隠神社巡りという目的に自転車を絡ませる短編版に落ち着いて、御開帳も終盤の時期に輪行開始となった。

View of Mts. Yatsugatake
初日は八ヶ岳高原からのダウンヒル基調で小海線沿いにR141を北へ向かい、上田経由で戸倉上山田温泉までの80km4時間以内でまとめられると想定した。今回のツアーではiPhone 6PlusはガリレオのGPSマップでルート表示に専念させ、サイコン機能は引退したiPhone 4Wahoo Fitnessアプリでログをとる作戦で臨んだのだが、不慣れな操作で設定ミスを見過ごして肝心のログが全く取れていないのを後で発見した。ツアーで最長区間だったのにガックリ!
まず幹線国道ではなく農道を走ったのは八ヶ岳連峰の景色を楽しむためだが、下りの時は山を背にして走ることになる。実際に走ってみた小海ルートだが、自転車としては正直なところR141はあまり快適な印象ではなかった。道幅は狭めで端の方は路面の状態も気になるので追い越す車に神経を使う走りだ。むしろ望月宿に向け左折するR142とその先北上するR166の方が広くて走りやすい感じだった。しかし千曲川の北側に渡ってR18/141に入ると元の木阿弥となる。望月宿と上田城跡で休憩したが、あまり負荷のない区間だったので3時間半で目的地の宿に到着した。

Mochizuki-juku Village


亀清旅館は独り部屋素泊まり可能だったのでBooking.comで予約した。若旦那が米国人ということもあってか外国人の滞在客もちらほらだ。まずは風呂に入って汗を流す。露天もある。夕食は温泉街に繰り出して適当な店探しだが、大いに寂れた街でこれという選択が見当たらない。タイとか韓国のバー・スナックが散見される。結局、古波久という居酒屋に入って生ビールとおつまみ2品、そしておしぼりうどんと言う名物をいただいてみた。これは辛味大根の絞り汁につけて麺を食べるのだが、ここまで激辛とは思わなかった。


Kamesei Inn, Kamiyamada Hotspring
Kohaku

Thursday, May 14, 2015

過激にフーガの技法 - The Art of Fugue, Radically

友人でもある沢口真生氏の録音による音楽制作は自主レーベルで専らUnamas Jazzとして発売されているのだが、Unamas Classicsとも言うべきクラシック作品録音の第2弾「フーガの技法」が近々リリースされる。
前回の「四季」のサラウンド・ミックスは従来のクラシック録音とは雰囲気が違って大いに刺激をもらった。今回も軽井沢の大賀ホールでの録音で、ハイレゾ9.1chミックスまで仕上げることになっているが、作業を先行した5chミックスを聴かせてもらった。「四季」より落ち着いた響きのように感じたが、同時にその中にある幽玄さがこの作品に似つかわしく思え、うまく市場導入できればセンセーショナルな作品となるんじゃないかと期待したくなった。


Recording engineer and a friend of mine, Mick Sawaguchi releases his productions mostly as "Unamas Jazz" under his own label, and here comes the second release of his classical recording, Bach's "the Art of Fugue". I should insist that he calls the series "Unamas Classics"!
"The debuting album "the Four Seasons" in surround mix had completely different sonority from usual classical recordings, which was such a stimulating experience for me. This time, he used Ohga Hall in Karuizawa again, and he challenges the maximum 9.1-channel mix in high-resolution digital. I had a chance to listen to the earlier 5-ch mixes, and thought this album might be sensational if properly presented.