Saturday, May 30, 2015

長野ツアー1:八ヶ岳から上山田温泉へ - Nagano Bike Tour #1




右膝の靱帯を痛めて1年が過ぎ、冬が終わったら本格始動の時期と思って、4月には草津から八ヶ岳高原・戸隠・白馬・宇奈月を走破する250kmプランを早々と立ててみた。ついでに安宿もネット予約で確保した。しかしこの春の4月、5月を現実にはなまくらなトレーニングに終止して、とても負荷の高いツアーをこなすだけの脚力が戻ったように思えない。5月末、結局このツアーは野辺山に別荘のある友人からの誘いを契機に、善光寺と戸隠神社巡りという目的に自転車を絡ませる短編版に落ち着いて、御開帳も終盤の時期に輪行開始となった。

View of Mts. Yatsugatake
初日は八ヶ岳高原からのダウンヒル基調で小海線沿いにR141を北へ向かい、上田経由で戸倉上山田温泉までの80km4時間以内でまとめられると想定した。今回のツアーではiPhone 6PlusはガリレオのGPSマップでルート表示に専念させ、サイコン機能は引退したiPhone 4Wahoo Fitnessアプリでログをとる作戦で臨んだのだが、不慣れな操作で設定ミスを見過ごして肝心のログが全く取れていないのを後で発見した。ツアーで最長区間だったのにガックリ!
まず幹線国道ではなく農道を走ったのは八ヶ岳連峰の景色を楽しむためだが、下りの時は山を背にして走ることになる。実際に走ってみた小海ルートだが、自転車としては正直なところR141はあまり快適な印象ではなかった。道幅は狭めで端の方は路面の状態も気になるので追い越す車に神経を使う走りだ。むしろ望月宿に向け左折するR142とその先北上するR166の方が広くて走りやすい感じだった。しかし千曲川の北側に渡ってR18/141に入ると元の木阿弥となる。望月宿と上田城跡で休憩したが、あまり負荷のない区間だったので3時間半で目的地の宿に到着した。

Mochizuki-juku Village


亀清旅館は独り部屋素泊まり可能だったのでBooking.comで予約した。若旦那が米国人ということもあってか外国人の滞在客もちらほらだ。まずは風呂に入って汗を流す。露天もある。夕食は温泉街に繰り出して適当な店探しだが、大いに寂れた街でこれという選択が見当たらない。タイとか韓国のバー・スナックが散見される。結局、古波久という居酒屋に入って生ビールとおつまみ2品、そしておしぼりうどんと言う名物をいただいてみた。これは辛味大根の絞り汁につけて麺を食べるのだが、ここまで激辛とは思わなかった。


Kamesei Inn, Kamiyamada Hotspring
Kohaku

Thursday, May 14, 2015

過激にフーガの技法 - The Art of Fugue, Radically

友人でもある沢口真生氏の録音による音楽制作は自主レーベルで専らUnamas Jazzとして発売されているのだが、Unamas Classicsとも言うべきクラシック作品録音の第2弾「フーガの技法」が近々リリースされる。
前回の「四季」のサラウンド・ミックスは従来のクラシック録音とは雰囲気が違って大いに刺激をもらった。今回も軽井沢の大賀ホールでの録音で、ハイレゾ9.1chミックスまで仕上げることになっているが、作業を先行した5chミックスを聴かせてもらった。「四季」より落ち着いた響きのように感じたが、同時にその中にある幽玄さがこの作品に似つかわしく思え、うまく市場導入できればセンセーショナルな作品となるんじゃないかと期待したくなった。


Recording engineer and a friend of mine, Mick Sawaguchi releases his productions mostly as "Unamas Jazz" under his own label, and here comes the second release of his classical recording, Bach's "the Art of Fugue". I should insist that he calls the series "Unamas Classics"!
"The debuting album "the Four Seasons" in surround mix had completely different sonority from usual classical recordings, which was such a stimulating experience for me. This time, he used Ohga Hall in Karuizawa again, and he challenges the maximum 9.1-channel mix in high-resolution digital. I had a chance to listen to the earlier 5-ch mixes, and thought this album might be sensational if properly presented.