Wednesday, February 4, 2026

モーツァルトのハ短調ミサ曲 - Mozart c-minor Mass K. 427


永らく遠ざかっていたブログだが、年も改まったところで近況をひとつ。今年最初の演奏会にトリフォニーまで出掛けた。Jos Chorのハ短調ミサ曲だ。この曲についてはいくつか思い出がある。自分でも歌っていた数年前に、本番直前でインフルエンザに罹り出演断念となった。なのでこのフェルトホーフェンさんの指揮は、最初バッハのマニフィカートとカップリングと聞いていたので参加しようかと思ったくらいだが、演目が変更され暗譜という噂も聞いて尻込みした。工夫を凝らした選曲を楽しむコンサートだった。男声が少ない!


20年前の2006年、僕はガーディナーの演奏を2回、サンフランシスコとグラナダで聴いている。グラナダでの演奏では、途中からまったく知らない曲になって行って、どうしたんだろうと動揺したが、後でプログラム冊子のスペイン語を必死に読んだところ、どうやらロバート・レヴィン版というのを使ったらしい。この版は、Crucifixus、Et resurrexit、Et im Spiritum Sanctum、Et unam sanctam、Et vitam venturi、さらに最後のAgnus DeiとDona nobis pacemの7曲が追加されているとのことだ。最近はレクイエムでも異なる版での録音がいくつか出て来たので、今ならレヴィン版にも驚かなかったかも知れない。