Sunday, May 28, 2017

旅するBikeporter Pro – Preparation/準備

UAのマイレージが期限消滅する前に特典フライトに使おうと、北陸への自転車ツアーを計画した。元々、白骨温泉あたりから乗鞍岳越えで高山に入り、日本海に出るという壮大な構想をずっと前から抱いていたのだが、5月中旬の日程では乗鞍ルートはまだ開通しておらず、修正プランとしてまだ行ったことのない白川郷を起点に能登半島を走る4泊の計画にまとめた。

まず手始めに輪行の段取りだが、ひとつは輪行バッグとしてOstrichOS500を使うことを考えた。対案は輪行箱のBikeporter Proだ。今回は帰路、能登里山空港からが特典フライトで、どちらの場合も自転車を超過料金なしの手荷物預かりとして携行可能な選択だ。一方、往路については白川郷へは高速バスで入る以外の方法はない。そこでバス会社の手荷物規定を調べてみると「自転車お断り」と明記されている。僕はこれまでJRバスのトランクスペースに輪行袋を突っ込んで何度も草津などへ行っていたが、文句を言われたことはなかった。但し一昨年塩原に輪行しようとして新宿のバスターミナルで職員にストップを喰らった。その際は窓口やドライバーと話をして何とか事なきを得たのだが、最近は締め付けが厳しくなっているのかも知れない。そこで必然的に自転車は別送ということになる。
Ostrich OS-500 輪行袋


自転車搬送はヤマト、佐川、西濃カンガルーで扱っていて、それぞれサービス仕様が異なる。旅行中の融通性の面ではOS500輪行袋が有利かなと思ったが、初めての試みでフレーム等へのダメージも心配だったので、Bikeporter Proをゲットすることにした。ここで、ヤマトの自転車便は基本輪行袋が対象で、箱の場合縦積みされることから、まず候補から外した。残る選択肢では西濃運輸の方がちょっと安心かなと専ら雰囲気でカンガルー自転車便にしたのだが、現地入り516日に向けてそろそろ手配をしなくちゃと、9日にネットの予約フォームを記入していくと、日程がダメらしく受け付けてもらえない。どうも最短での配送が18日らしい。これはいかに何でもリードタイムが長過ぎだ、直接相談してみようと西濃に電話をかける。すると、「実績のないルートなのでネットではデフォルトで自動的に一番余裕を見た日程を返しているが、明日10日の集荷なら16日配送は可能です」との答え。一旦18日でネット予約を入れ、再度電話でその変更処理をするという手筈の指示を受けた。今回は往復ではなく、往きが白川郷[A]、帰りは能登町[B]からなので、料金は4410x2となった。

配送問題はこれで完了ではなく、上記AB間で空箱移送をしなければならないという課題が残っている。OS500なら折り畳んで宅配できるので話は簡単だが、Bikeporter Proの場合サイズ的に宅配便とはならない。クロネコヤマトなら大型のヤマト便扱いだ。これは予約手配などなくて現地で集荷依頼することになるが、日程に合致するよう集荷・配送ができるのか確証はない。時間によっては宿の人に発送処理と代金精算をお願いする必要があるかも知れないというのも悩ましいところだ。但し荷物としてはかさばっても重量が軽いのでコスト負担は多くないのが助かる。

さて、集荷が翌日と言われたので自転車の梱包を急がないといけない。車体にダメージを受け難いだろうと言っても、Bikeporterは単なるプラ製の段ボール箱に過ぎない。クッションも何もないのでそれは梱包する側が工夫するしかない。僕はまず中でフレームがズレたりガタついたりしないよう、サドルを固定させるクッション性のサポートを作ろうと考えた。素材は東急ハンズで調達し、位置決めはフレームを入れたり出したり繰り返して、この辺りかなと目分量で両面テープ固定した。このクッションを加えたことでアウターリングが箱の内寸から若干飛び出すことになり、僕の場合はサドル高を2cm程度下げて収めることにした。


底部はこれである程度安定しても、上部にはフォークの先など空間があるのでそこは小物などで埋めるという話もあるが、必ず天地無用を守って輸送されるかどうかなど計り知れない訳で、できるなら家電製品を買った時梱包を開けると製品を守るように包んでいるスチロールみたいに、フレームを受け止める梱包材が欲しいと思う。僕は手元にあったスチロール材を形状がフィットするように切って両端を埋めてみた。ヘルメットや靴など同梱する小物類はその間に置くようにした。これでかなり安心感が高くなるような気がする。元々、Bikeporter Proは海外遠征(?)する際には重宝するだろうとの目論見もあって購入を決めたので、この辺の梱包テクニックは周到に考えるに越したことはないと思う。


10日にピックアップされた自転車は結局翌々日の12日には白川郷の宿に配送された。何のことはない、宅配便と大差ない速さだった。もちろん無事到着していることは何よりも嬉しいが、このかさばる大荷物が自分の到着までの数日間宿の一隅を占拠するというのは、それはそれで気が引けることではある。



Thursday, May 11, 2017

Emperor's Retirement Procedures - 天皇の退位特例法

退位特例法の詳細が報道を見てもよく分からないのだが、骨子を読む限り普遍的な仕組みの手直しではなく、今回限りの特例措置になっている。そしてこの施行日が退位の日とされ、しかも3年という期限も付く。端的にこれが天皇の退位を認める法律なのか、それとも天皇を退位させる法律なのか、それが読めない。施行日は誰がどうやって決めるのか、その手続きは説明されていない。「政令で定める」というのは、天皇の意志に関係なく内閣で決定できてしまうのではないのか?そういう権限を安倍には与えたくないのだが、これで大丈夫なのだろうか?

I can't still digest the report about the framework of Special Law for the Emperor's Advance Retirement. It is unfortunate that the Cabinet avoided a systematic reexamination instead of focusing on the treatment as an exception this time. According to the government's basic explanation, the date of its enforcement is the date of retirement, and furthermore the date will have a limit within 3 years. So, to put it straight, is this law for accepting the Emperor's intended retirement or is it to let the Emperor retire?
Nothing is explained as to how the enforcement date would be determined by whom. The phrase "as defined by the law" could imply that the Cabinet may specify the date despite Emperor's will, and I seriously hate handing such a joker to P.M. Abe!


Wednesday, May 3, 2017

Wisteria in Ashikaga Flower Park - 足利フラワーパーク

今年は昼間に観ておきたいとクラブツーリズムのバスツアーに参加。満員だった。至る所中国語が飛び交っていてここは一体どこの国かと錯覚するくらいだ。申込時のプランでは昼食後にフラワーパークに入ることになっていたのだが、実際にはツアーの最後で入門は15時半を過ぎていた。この時間には太陽の位置がかなり下がってくるので、フォトグラファー的には納得しかねる変更だった。








This year, we decided to see the wisteria during the day as we had enjoyed its night view before, and joined the bus tour run by Club Tourism which was full. Even more packed was the garden and most noticeably the Chinese language was flying around everywhere. The original schedule according to the plan when booked was to visit the garden after lunch, but actually it was arranged toward the end of the tour and we arrived at the garden after 15:30. From the standpoint of a photographer strictly speaking, this was unacceptable because the sun was already in decline.