Saturday, September 22, 2018

白川郷から能登へ2017チャリ走 - Cycle Tour, Shirakawago to Noto 2017

今年のツアーを計画していて気付いたのだが、去年の一大イベントについて輪行の準備のことは紹介したものの、ここに結果報告することを忘れていた。そこで以下に手短な総括をしておきます。




まず自転車は西濃カンガルーで別送したので身軽な移動だが、その手配はちょっと厄介だった。まず送り先がレース会場だったりすれば良いのだが、登録されていないポイントだと安全を見て余分に手間が掛かるようで1週間前の集荷となるなど、ネットでの処理ではまとまらず、電話で相談してどうにか日程に合った手配ができた。

新宿バスタから23:25発の深夜バスで金沢に早朝到着、駅のカフェで軽食を取り白川郷行きの高速バスに乗る。このバスの乗客は皆観光客だが、75%くらいは外国人ということにまず驚いた。白川郷には10時頃には着いた。合掌造りの町を歩き、さらに小高い山に登って白川郷の全景も拝む。その町も至る所、中国からの観光客ばかりだ。宿はゲストハウスのアント・ハット。チェックインすると真っ先に荷物確認。自転車を組んだら、すぐにその大型段ボールを最終目的地の能登の宿に転送手配だ。これはヤマト便で1700円強。到着した日の午後は、大白川温泉というのが1時間くらい走ればあるらしいので、慣らし運転がてら往復した。








白川郷からスタートの翌日は五箇山集落を経てその先の相倉集落まで行って、なかやという宿に入る。R156はトンネルと橋がいくつも続く道だったが、車は多くないので概ね気楽に走れた。走行距離は28km程度と、のんびり進んでも時間が余る。五箇山は建物があるだけなので、その先の菅沼集落でたっぷり休憩時間を取って、昼食もそこで食べた。途中R156を外れて相倉への近道を進んだら、しばらく行ったその先が進入禁止になっていて後戻りするハメに・・・。相倉は観光客も少なく、落ち着いて合掌造りの集落の雰囲気が味わえて、穴場だなと思った。
Suganuma Village

Nakaya, Ainokura inn
2日目、相倉からしばらく登りをこなすと、城端に向けての長いダウンヒルの始まりとなる。途中、橋やトンネルを越す度に岐阜と富山の県境を行ったり来たりする標識を目にする。
実は今日の行程が氷見、七尾、和倉を経てさらにの先の国民宿舎まで長丁場なので、時間節約のため城端から氷見までは電車移動することにした。もう一泊多く取れれば、高岡も含めもう少し街を散策できただろうことは残念な部分。例えば和倉温泉には高級旅館もあるが、ここも足湯に使って休憩だけしたら能登島に渡った。島からは北側のツインブリッジで能登半島に戻り、ラストスパートして能登小牧台に到着。立派な宿にホッとする。


Foot bath in Wakura Hotsprings
Crossing Noto Island
Another rider stays here obviously
National Lodging: Noto-Komakidai
 3日目スタートすると程なく穴水の街に入るが、少しゆっくりめにクルーズしただけで基本素通り。今日のルートは距離の短い山越えコースを選んだが特につらい登坂はなかった。途中休憩は事前チェックしておいたジェラート屋さん。その後、海岸線に戻ると湾の反対方向に素晴らしい景色が展開して、しばし見とれながら走った。後で話を聞くとこの立山連峰がくっきり見渡せるのは年に2-3度ほどで今年は初めてとのことで超ラッキーだった一方、スマホしか持参しなかったことを悔いる。感動のあまり、注意が右側にばかり向いていたせいか、宿への左折ポイントを見落としてそのまま2キロくらい走ったところで突然後輪がパンクした。さらに応急処置にも失敗して、宿のフラッツまで自転車を引いての歩きとなった。不幸中の幸いは、それでも目的地までせいぜい3キロ程度の距離で済んだこと。でなければ途方に暮れていただろう。


City of Anamizu
A gerateria in the middle of nowhere!
A Rare Overview of Snowy Tateyama Mountains
Puncture!
Flatt's by the Sea
The box was waiting for me.
最終日の宿はちょっと奮発して、フラッツという豪州人の旦那が料理人で日本人の奥さんと切り盛りしている落ち着きのある民宿にした。着いたら早速、露天風呂で汗を流し、さらに自転車の解体・梱包をして西濃の集荷に備える。ここから空港へはそれほど遠くないが公共交通機関はなく、タクシーを予約しておけばどこでも500円で連れて行ってくれる足代わりのサービスが能登独特のスタイルだった。

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