Sunday, November 25, 2012

Rixen & Kaul Contour Seat-post Bag - コンツアー・マグナムを買った

先日、図書館で暇つぶししていた時に、ロードレーサーについて手解きした本に遭遇して、内容をパラパラとめくって流し読みしたのだが、車体の調整から乗り方まで、年配のおじさんライダーが事細かに解説していて、それはなかなか役に立ちそうに思えた。タイヤの見本がすべてVeloflexで統一されていたので、経験はもちろん相当こだわりも強い著者なのだと思ったが、SPDのようなMTB用ビンディングペダルはダメだとか、荷物を背負ってロードレーサーに乗るものじゃないとか、確かにそれはロードレーサーの乗り方としては正統派の意見なのだが、他方そんな狭義のレーサー史観を信奉して集まるレーサー仲間のコミュニティからは塀の外にいるライダーに対する冷淡な視線を感じていいじゃん、俺は異端で結構」と思った。

僕の自転車はまさにロードレーサーで、これは走行性能が良く軽量で、見てくれも良い車種としてここに帰結したが、元々はクロスバイクを考えていたのがあれこれ尖ってしまい、ン10年ぶりに手を出した自分としては3台目のロードレーサと言うことだ。 ついでに言わせてもらえば、ロードレーサー仲間が着ているあのレーパンとジャージのコスチュームは嫌いだ。しかもビンディングペダルはMTB用のEggbeaterなのだから、頭のてっぺんから爪先まで、異端視されても仕方ない。

この自転車で本当にやりたいのはロングライドのツアー、但しイベント参加ではなく本来パニエバッグを積んで旅するような「道行き」を、火野正平ほどではなくとも、輪行袋と少量の荷物で実現出来ないかと思っている。先頃の草津白根越えで志賀高原まで走った際、登坂のタイムが思ったように上がらず、それは背中に背負っていたリュック67kgのハンディーも多分に影響したと考えた。そこで前々から目を付けていたリクセン・カウルのシートポストバッグを仕入れることにした。本当はツアーも視野に大型のコンツアー・マックス・ツーリングC0865が良かったのだが、そこまで一足飛びに行かずともまずは見てくれでロードレーサーにもマッチするコンツアー・マグナムCO811を選んだ。このあたりのリクセン・カウル製品評価については巷に詳しい先達がいらっしゃるので、そちらを参照されたい。


マグナムの収納容量は6LなのでDeuterのリュックの約1/3しかない。ここに一泊旅行分くらいの荷物は入るだろうか?手始めにレインウェア上下を詰め込んだらそれだけで残るスペースはなさそうだったので、何を入れてどんなツアーなら出来るか考えるしかなさそう。

まず左右のポケットだが、片方にはスペアチューブ、修理用手袋、アレンキーが、もう片方にはコンパクトなワイヤーロックが入る。そしてバッグ本体へ。
●薄手のウィンドブレーカー
●なるべくおしゃれな着替え用Tシャツ
●着替えパンツ、靴下
●カメラは頑張ってリコーGXRと交換レンズ(あるいは次善のヘッドギア・カメラ)
●小さめの弁当と間食


これでもう満杯、ということで天候の良い暖かな時期のツアーに限られそう。出で立ちとしては基本コンプレッションタイツに3/4ニッカーボッカーと半袖もしくはロングジャージーとしても、すでに冬も間近のこの時期ではウィンドブレーカーは着たきりなので、バッグの中身は余裕が生まれるが、最早今年はラストチャンスと先日の箱根仙石原への実地検分となったわけである。ただ、着替えのことを考えるとこれで連泊は厳しいよなあ。本格的には来年、2-3泊くらいのツアーを何とか組んでみたいのだが・・・

肝心の乗り心地だが、重心が高めになって振られる感じは若干ある。但し大きな支障ではないと思う。

The bag comes with a rain cover. 標準付属のカバー


Making the long story short, I bought this Rixen Kaul CO-811 seat-post bag because when I climbed Mt. Shirane last time it took longer than expected and I thought a part of the reason was the rucksack on my back that weighed 6 or 7kg.

My ultimate projects with my roadracer bike are long tours across the country with minimum packs, that is a roll-up carrying bag to fit the bike itself and a small bag fitted to the bike frame. Contour Max Touring CO865 would be ideal for the purpose but I thought Contour Magnum C0811 looked nicer with the roadracer and wanted to try it to begin with.

Contour Magnum’s capacity is only 6 litres, a 1/3 of my Deuter rucksack, and I need to realize what can be practically packed in it. I put repair tools, a spare tube, gloves, a chain-lock in the pockets on both sides. Putting rainwear top/bottom almost occupied the entire bag space, and I had to be thoughtful choosing what to bring: a very light wind braker, a fashionable T-shirt, spare underpants and socks, Ricoh GXR camera and lens, small lunch and some extra nutrition.

This is already full and it means the tour will be limited to a warm season under nice weather, but now the winter is around the corner, I thought it might be the last occasion in this year to test run to Hakone a few days ago.

Ideally, I hope to do a 2- or 3-night tour across the country next year. When the bag is installed, the center of balance is lifted slightly and causes more prone to the shakes, but I did not feel it seriously objectionable either.

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