Monday, March 26, 2018

善福寺川緑地の桜 - River Zenpukuji Ryokuchi for Cherry Blossoms


穴場と言って良いかもしれない。人混みにもまれることなく見事な桜を眺め、そしてのんびりと座って弁当を広げることができる。地下鉄の南阿佐ヶ谷駅から歩いて10数分。

This spot is not known widely, so a relaxed sakura-watching is possible without struggling against the stream of packed people and you can easily find a space for opening your lunch-box. It's some 15 minutes' walk from Minami-Asagaya subway station.




手弁当がなくても緑地の近くにSONKAというちょっとニッチなフランスパンの店がある。それはmange-oùで紹介しよう。

Alternatively, without carrying your lunch-box, kind-of-niche boulangerie SONKA is nearby which I will introduce in my Mange-Où blog page.



今日歩いたのは南阿佐ヶ谷駅から井の頭線の永福町駅まで、全行程約5km。途中、緑地のさらに下流には和田堀公園があり、枝振りの良い巨大な桜が2本あったが、それ以外は特に見るべき風景には遭遇しなかった。

I walked all the way from Minami-Asagaya to Eifukucho station of Inokashira Line the distance of which was about 5 km. Wadahori Park was on its way where I could see a couple of huge cherry trees but otherwise nothing spectacular there.

Friday, March 23, 2018

NZはクイーンズタウンで登山 - Ben Lomond Summit

さて翌日の丸1日をどう過ごそうかと宿に戻って悩み始めた。街に出ても酒でもすすりながらぼんやり海を眺めて過ごすくらいだし、かと言ってミルフォードサウンドに飛行観光なんて贅沢もちょっと今回は控えたいし、ハイキングくらいどこかないだろうかとネット検索していると、意外なほどアクセスの便が良い山が見つかった。Ben Lomond Summitと言って、標高1736m(高低差1000m弱)で全行程5-7時間とあるが、ゴンドラに乗れば時間節約もできそう。

と言うことで翌日は8時くらいのバスに乗り、まず街のスーパーで昼食のサンドウィッチを仕入れ、9時スタートのゴンドラ基地に向かった。乗車券は$35。冬場はスキー場になるエリアで、今も上にはリュージュ遊びができるコースもパッケージしたチケットがある。下から登り始める人もチラホラいたが、概してあさイチにハイカーはまばら。ゴンドラに乗り合わせた女性とちょっと話したが、頂上までではなくSaddle(馬の背)をめざす予定とのこと。あと、南島ならワナカがお薦めと言っていた。


Today's lunch
Skyline Base

見事な景色を眺めながらのこの山歩きは素晴らしく、道も登山者とMTBコースとを良く整備されていて快適と言う他ない。僕はゴンドラを降りて9時10分過ぎには歩き始めたが、ゆっくり歩を進めても2時間ほどで馬の背あたりに至り、山頂へはさらに1時間なので昼前には登りは完了となる。Ben Lomondは最後になるほど傾斜がきつくなるが、全体のスケールが小振りなので高負荷と言うほどではないだろう。実際、女子高生くらいの軽装グループと何度もすれ違った。午後になると登山客の数は増えるようだ。今回も下りは負荷と疲労から僕はいつも通り右膝がうずき始め、そのためさらにスローダウンを余儀なくされた。トレッキング・ポールがあればもっと楽だったと思う。
https://www.hikingproject.com/trail/7000012/ben-lomond-track

from the Skyline terrace




Mountains in the other side
The view

The summit
Popular MTB

Skyline Gondola carries MTB's

旅の続き - Queenstown

Flight to Queenstown
ブドウの収穫作業を終え、3月17日ウェリントンからクイーンズタウンに飛んだ。機内から眺める山々も魅力充分、しかし今回は2泊するだけなので中1日で何をするか、取り敢えず街の様子を見る以外には何の計画も立てていない。宿は空港に近いフランクトンのThe Embassy B&B。街中に入るより料金が少しリーズナブルだったのと、歩いても30分くらいで行けそうと考えたのだが、事前にメールで尋ねると荷物を持っての登り坂になるからタクシーにした方が良いよとの返事が来た。高台なので景色は良く、居心地もなかなかだったが、朝の移動が早い僕の場合8時くらいからの朝食は無意味化するのがデメリットだった。


View from B&B terrace
さて、まずはクイーンズタウンの街に出てみることだが、バス代が$5くらいかかるところGo Cardというプリペイドカードを使えば$2で済むそうで、B&Bで1枚貸してもらった。周囲のヤマト湾の風景がどこからも惚れ惚れとなるクイーンズタウンは徹底的に観光地という趣で、陽射しの暑過ぎず包み込まれるような優しさに誰もがバーの外であるいは公園の芝生の上などに座ってまったりと時の過ぎるのを楽しんでいる。左手に半島が突き出した形になっているところが公園らしいので一巡りしてみる。市民の憩いの散歩道ですね。











これで1日目の午後は終わり。

NZ旅行 to Martinborough


ブルゴーニュにも負けない世界トップクラスのピノ・ノワール・ワインを作るぞと楠田さんがニュージーランドに入植して既に10数年経つが、毎年3月から4月の収穫期には日本から多くの助っ人達が手伝いに向かう。通常ならブドウ農家は季節労働者を雇うなどしてこの時間勝負の農繁期をこなすが、手作業で選果しながら刈り入れという丁寧であり非効率的な行程をクスダ仲間の日本人達が担う。周囲からは異端視されても、クスダがめざす純度の高いワインには疎かにできない作業だ。
僕はクスダ・ワインが日本に入ってきてすぐに楠田さんと知り合えて、それ以来一度はこの収穫に参加したいと思い続けながら実現することなく、ようやく今年意を決してニュージーランドに行くことにした。海外旅行自体が3年ぶりだ。
助っ人の多くはワインビジネスに関わる人達だ。一方の僕は全くの門外漢。しかも予定を組んでも、収穫開始のタイミングは天気次第で前後に流動するので、無駄骨とは言わないまでも理想的な作業日程に乗るかどうかは不確定なので、僕も出発直前までヤキモキさせられていた。
現地には3月12日に入ったが、多くの人たちは春休みが取りやすい下旬から4月上旬に集まりやすく、第1陣となった我々は3名、幸いなことに他の2名は8回、9回と来続けている超経験豊富な女性だったので、僕は彼女たちに頼り切って見よう見まねの手伝い作業を始め、夜は彼女たちとワインを囲んで夕食しながら様々な話題の会話を楽しめた。




NZワインの認知は年々高まってきたし、今は世界の資本家(億万長者とか)が投資先を探し生産に乗り出して、経済環境は活発なようだ。ワインに限らずここ数年でウェリントンなどの都市は海外からの流入人口と不動産投資で住宅物件の価格が高騰し普通のニュージーランダー達が住む家に困るという状況だそうだ。弱小生産者がそんな中でうまく立ち回るというのは大変だと思う。18ヶ月後に僕が曲がりなりにでも関わった葡萄が2018 Pinot Noirボトルとなって市場に出た時はきっとなんとも言い難い感慨を覚えることだろう。

マーティンボローでは美しい夕焼けも見たし、満天の星空でも知られる町だそうだ。