昨日のマレーシア戦、結果オーライで日本のマスコミはすぐ浮かれるけど、実態は寒いよ。このチームはパス精度がとんでもなく悪いし、余りのプレーヤーの連動的な動きができていない。墓穴掘りそうな無意味なバックパスをするな!この先やること山積だ。大迫が得点したところで見るのやめて寝た。
Japanese media are too easy to be rush heating up with the victory against Malaysia last night, but the reality is rather shivering. This young national team is miserably bad with the pass accuracy and does not make much effort of moving in parallel when the players are away from the ball. Don't you boys make meaningless back-passes that sometimes endanger the whole situation! I watched the game up to the point when Ohsako got a goal, and then turned off the TV to go to bed. There is a tall wall of challenges for them to clear.
eyes on Japanese culture, art, travel and technology in more visible pictures ... and ultimately bike-riding
Thursday, February 23, 2012
Wednesday, February 15, 2012
DGG CD Deterioration - グラモフォンCDの劣化
I found serious damages with old Deutsche Grammophon and Archiv CD boxes. The composite foam of cushion sheet inside the box resolved in ages and consequently adhered to the disc surface. I tried to wipe them out and had to wash them carefully, but they were not fully restorable. The printing on the surface tended coming off sooner than the alien. Furthermore in some discs the trouble was not only with the printed surface but some sort of stain penetrated in the data side. For example, the third disc of Karl Böhm’s “Magic Flute” caused numerous errors failing continued playing. I had never imagined that this CD box would die sooner than my LP package.
ドイツグラモフォンやアルヒーフの組み物CDで長らく聞くことなく保管されていたものがことごとくトラブっている。中にあるクッションシートが経年で組成分解してディスクにこびり付いてしまっていたのだ。慌てて掃除に取りかかったが、洗剤で洗っても除去しきれない上にディスク上の印刷が汚れより先に剥がれてしまったりする。同じ原因かどうか判らないが、印刷面だけでなくデータ面に汚れが浸透して落とせないディスクもあって、カール・ベームの「魔笛」3枚目はエラー多発で再生不能状態だ。こいつがLPより先にダメになるとは思いもしなかったよ。
Tuesday, February 14, 2012
東邦音大の魔笛 - Magic Flute by Toho College of Music
先週聴きに行った東邦音楽大学の「魔笛」公演のこと、別の話題のところでひと言触れただけだったので、感想を述べておこうかと思う。
僕は所謂オペラ通いする方々のように何万もの大枚をチケット代に費やす人間ではないので、聴くオペラの数も多くないし、結果的に海外に行っているときに見た舞台の回数の方が多いくらいだ。そんな自分にとってモーツァルトの「魔笛」は別格で細部まで記憶して、楽譜も学生時代の大昔に購入した作品だ。
関係者の話によると大学ホールで先行した川越公演は満席になっていたらしいが、パーシモンホールでの初日は両サイドに若干空席が見られた。日本の歌手については知識がまるでないのだが、採点するとしたら厳しいことになってしまう。オケの拍に乗り遅れ続けるパパゲーノ、声は良いのに音程が決まらない傾向のタミーノ、漫画的過ぎた大蛇、声量が圧倒的に足りない夜の女王、声質に太さがなく深いD音が聞こえないザラストロ、僕としては形容のしようもなく匙を投げたくなる弁者、という布陣では相当惨めな舞台だったのではないかと思われるかも知れないが、実はそんなこともない。
ジングシュピールという形式のこの作品は地の台詞で物語が進行するのだが、今回歌は原語のドイツ語のままで台詞は日本語で演じられた。これは多くの観客に作品をより楽しんでもらうには正しい選択だと思う。時々つまらない冗談も入っていたが、それもご愛敬ということだろう。
舞台としての問題点は見えても、自分の中に作品の基準みたいなものがあるので、不足を埋め合わせながら結構冷静に演奏を楽しむことができた。そういう聴き方を可能にさせたのはこの催しが音大生たちに本当の舞台を体験させる機会として開催される2年毎の貴重なプログラムだと聞いていたからかも知れない。オケの多くは女性奏者で、多分大半は学生さんたちではないかと思う。そして実は手放しで良かったのが合唱で、若い声には生命力があるなあと強く印象に残った。ソリストにも積極的に学生を登用させるくらいになれば、この企画の意義はさらに大きくなるし、本人たちにも貴重な体験の場となるに違いないと思う。そう言えば3人の童子たちには音大生も入っていたようで、やはり初々しさのようなものを発散していた。
シカネーダのこの荒唐無稽な物語はまず楽しくなくては意味がないし、今回の舞台はその意味では楽しいものになっていて合格だったと思う。客席の反応も良かった感じだ。日本人の演技は全般に淡泊なので、僕はシカネーダ座がどんな破天荒な舞台演出を実際に展開したのか、誰か解き明かしてくれないかなあと今回も思った。
さて、「魔笛」と言えば、来月にはピーター・ブルック演出のピアノ伴奏による風変わりな「魔笛」が来日公演されるようで、見たい舞台のひとつではある。
http://www.toho-music.ac.jp/news/assets_c/2012/02/mateki-1205.html
僕は所謂オペラ通いする方々のように何万もの大枚をチケット代に費やす人間ではないので、聴くオペラの数も多くないし、結果的に海外に行っているときに見た舞台の回数の方が多いくらいだ。そんな自分にとってモーツァルトの「魔笛」は別格で細部まで記憶して、楽譜も学生時代の大昔に購入した作品だ。
関係者の話によると大学ホールで先行した川越公演は満席になっていたらしいが、パーシモンホールでの初日は両サイドに若干空席が見られた。日本の歌手については知識がまるでないのだが、採点するとしたら厳しいことになってしまう。オケの拍に乗り遅れ続けるパパゲーノ、声は良いのに音程が決まらない傾向のタミーノ、漫画的過ぎた大蛇、声量が圧倒的に足りない夜の女王、声質に太さがなく深いD音が聞こえないザラストロ、僕としては形容のしようもなく匙を投げたくなる弁者、という布陣では相当惨めな舞台だったのではないかと思われるかも知れないが、実はそんなこともない。
ジングシュピールという形式のこの作品は地の台詞で物語が進行するのだが、今回歌は原語のドイツ語のままで台詞は日本語で演じられた。これは多くの観客に作品をより楽しんでもらうには正しい選択だと思う。時々つまらない冗談も入っていたが、それもご愛敬ということだろう。
舞台としての問題点は見えても、自分の中に作品の基準みたいなものがあるので、不足を埋め合わせながら結構冷静に演奏を楽しむことができた。そういう聴き方を可能にさせたのはこの催しが音大生たちに本当の舞台を体験させる機会として開催される2年毎の貴重なプログラムだと聞いていたからかも知れない。オケの多くは女性奏者で、多分大半は学生さんたちではないかと思う。そして実は手放しで良かったのが合唱で、若い声には生命力があるなあと強く印象に残った。ソリストにも積極的に学生を登用させるくらいになれば、この企画の意義はさらに大きくなるし、本人たちにも貴重な体験の場となるに違いないと思う。そう言えば3人の童子たちには音大生も入っていたようで、やはり初々しさのようなものを発散していた。
シカネーダのこの荒唐無稽な物語はまず楽しくなくては意味がないし、今回の舞台はその意味では楽しいものになっていて合格だったと思う。客席の反応も良かった感じだ。日本人の演技は全般に淡泊なので、僕はシカネーダ座がどんな破天荒な舞台演出を実際に展開したのか、誰か解き明かしてくれないかなあと今回も思った。
さて、「魔笛」と言えば、来月にはピーター・ブルック演出のピアノ伴奏による風変わりな「魔笛」が来日公演されるようで、見たい舞台のひとつではある。
http://www.toho-music.ac.jp/news/assets_c/2012/02/mateki-1205.html
Saturday, February 11, 2012
CP+ 2012 - 行ってはみたけど
Yesterday, on my way to Tokyo Persimmon Hall for Mozart’s “Die Zauberflöte”, I stopped by at Yokohama Pacifico where CP+ camera show was being held. I had two specific purposes; that were to see and touch Ricoh GXR A16 and Fujifilm X-Pro1.
Ricoh’s booth was consolidated with Pentax and their primary stress seemed focused on Pentax Q. GXR was only cased behind the glass display unfortunately. At Fujifilm there was a long queue of people to the counter where they could touch X-Pro1, and I then realized going to one of stores in town at a later time would be much more efficient. Other booths such as Canon, Nikon and Sony had their new, interesting products, but I did not have enough time to stay there.
One photo I took was the Sony booth where an open studio for test photo sessions was beautifully arranged, and it was definitely tempting to see how it would come out with my compact Canon S90 camera.
昨日は東京パーシモンホールにモーツァルトの「魔笛」を観に行くことになっていたので、途中CP+を覗いてみようとみなとみらいのパシフィコに立ち寄った。このカメラショウには具体的に2件の目的があった。ひとつはリコーGXR A16に触ってみること。もうひとつは富士フイルムのX-Pro1画質確認。
リコーのブースはペンタックスとの同居で焦点は新製品のPentax Qに集中しているようだった。GXRに至ってはガラスのショウケースに鎮座しているだけ。次の富士フイルムのブースにはX-Pro1のサンプルに触れるカウンターに向かって長蛇の列が出来ていた。これなら後日カメラ屋で現物に触れる方が遙かに効率的と理解した。他にキヤノン、ニコン、ソニーなどでも興味ある新製品が出てはいたが、長時間滞在する余裕はなく今回は諦めた。
ソニーではモデルたちを試し撮りできるスタジオセットが作られていて、なかなか得難い綺麗なアレンジだったので、自分のバカチョンS90でどれくらいの絵になるか押さえておいた。
Ricoh’s booth was consolidated with Pentax and their primary stress seemed focused on Pentax Q. GXR was only cased behind the glass display unfortunately. At Fujifilm there was a long queue of people to the counter where they could touch X-Pro1, and I then realized going to one of stores in town at a later time would be much more efficient. Other booths such as Canon, Nikon and Sony had their new, interesting products, but I did not have enough time to stay there.
One photo I took was the Sony booth where an open studio for test photo sessions was beautifully arranged, and it was definitely tempting to see how it would come out with my compact Canon S90 camera.
昨日は東京パーシモンホールにモーツァルトの「魔笛」を観に行くことになっていたので、途中CP+を覗いてみようとみなとみらいのパシフィコに立ち寄った。このカメラショウには具体的に2件の目的があった。ひとつはリコーGXR A16に触ってみること。もうひとつは富士フイルムのX-Pro1画質確認。
リコーのブースはペンタックスとの同居で焦点は新製品のPentax Qに集中しているようだった。GXRに至ってはガラスのショウケースに鎮座しているだけ。次の富士フイルムのブースにはX-Pro1のサンプルに触れるカウンターに向かって長蛇の列が出来ていた。これなら後日カメラ屋で現物に触れる方が遙かに効率的と理解した。他にキヤノン、ニコン、ソニーなどでも興味ある新製品が出てはいたが、長時間滞在する余裕はなく今回は諦めた。
ソニーではモデルたちを試し撮りできるスタジオセットが作られていて、なかなか得難い綺麗なアレンジだったので、自分のバカチョンS90でどれくらいの絵になるか押さえておいた。
Monday, February 6, 2012
Matthew Passion - マタイ受難曲の演奏会
I went to Daiichi Life Insurance Hall in Triton Square again yesterday for the concert of Matthew Passion by Choeur de Chambre and Tokio Bach Kantata Ensemble.
The choir consisted of 18 sopranos, 12 altos, 9 tenors and 10 basses, but when they were split into 2 separate parts for Bach’s oratorio, their size remained relatively small limiting the dramatic aspect of the choir. The ensemble is the players of period instruments and played in 415Hz baroque pitch. The sound of oboe d’amore, flute traverso and viola da gamba were so pleasing. Among the soloists, I thought the bass (Yoshitaka Ogasawara) was excellent with text clarity in singing.
When I phoned the contact number of the choir in mid January, I was told the tickets had been sold out rather unusually for local baroque events. I wasn’t aware at that time, but I was actually speaking to the conductor, Ms. Koizumi herself. I gave up my plan once, but I thought of writing her again to pitch how serious I was interested in this concert begging her a single ticket on site if they manage to recover any leftovers. Then, she kindly wrote me back informing that she could allow one of very few reserves for me.
Another surprise was that one of tenors was with me when we sang Mozart Requiem together at ICU a year ago. He took the role of Judas in the concert as well as the choir tenor. In overall, it was a nice performance, but I felt totally exhausted afterward. It started at 3:00 p.m. and ended at 6:40, and Matthew always forces me some concentration in mere listening. I have no idea if I can sing out this long work emotionally myself…
昨日はクール・ドゥ・シャンブルと東京バッハ・カンタータ・アンサンブルのマタイ受難曲演奏会に第一生命ホールまで出かけた。
合唱団はソプラノ18名、アルト12名、テナー9名、バス10名で、このオラトリオではそれが二手に分割されるので、曲の劇的要素を表現するにはサイズ的に厳しいところではある。合奏団はピリオド楽器演奏家の集団で、オーボエ・ダモーレ、フルート・トラヴェルソ、ガンバなどの音色が心地よい。ソリストの中ではバスの小笠原さんが歌詞の明瞭さもあって良かったと感じた。
1月中旬に合唱の連絡先に電話してみたら、チケットは既に売れ過ぎでもう販売を止めていると、バロックの催しとしては異例の話。その時は電話の相手が当の指揮者小泉女史とは気づかなかった。その時点でコンサートは諦めたものの、やはりお願いのメールを書いて「当日券が一枚でも残れば是非確保していただきたい。コンサートには何しろ関心があります。」と訴えておこうと考えた。すると、彼女から若干の押さえの中の一枚を提供しましょうとの返事をいただいた。
もうひとつの驚きはテナーの中の一人が1年前にICUのモツレクでご一緒していた方だったこと。彼はこの演奏ではユダの独唱も受け持っていた。全体として演奏はじっくりと楽しませてもらったが、会場を後にすると全身にどっと疲れが押し寄せてきた。開演が午後3時、終演は6時40分の長丁場だし、マタイにはどうしても身を入れて聴いてしまうから。これを歌う側に立つというのは、感情的にも胸が詰まりそうな箇所もいくつかあるので、自分は歌い切れるだろうかと考えてしまう。
The choir consisted of 18 sopranos, 12 altos, 9 tenors and 10 basses, but when they were split into 2 separate parts for Bach’s oratorio, their size remained relatively small limiting the dramatic aspect of the choir. The ensemble is the players of period instruments and played in 415Hz baroque pitch. The sound of oboe d’amore, flute traverso and viola da gamba were so pleasing. Among the soloists, I thought the bass (Yoshitaka Ogasawara) was excellent with text clarity in singing.
When I phoned the contact number of the choir in mid January, I was told the tickets had been sold out rather unusually for local baroque events. I wasn’t aware at that time, but I was actually speaking to the conductor, Ms. Koizumi herself. I gave up my plan once, but I thought of writing her again to pitch how serious I was interested in this concert begging her a single ticket on site if they manage to recover any leftovers. Then, she kindly wrote me back informing that she could allow one of very few reserves for me.
Another surprise was that one of tenors was with me when we sang Mozart Requiem together at ICU a year ago. He took the role of Judas in the concert as well as the choir tenor. In overall, it was a nice performance, but I felt totally exhausted afterward. It started at 3:00 p.m. and ended at 6:40, and Matthew always forces me some concentration in mere listening. I have no idea if I can sing out this long work emotionally myself…
昨日はクール・ドゥ・シャンブルと東京バッハ・カンタータ・アンサンブルのマタイ受難曲演奏会に第一生命ホールまで出かけた。
合唱団はソプラノ18名、アルト12名、テナー9名、バス10名で、このオラトリオではそれが二手に分割されるので、曲の劇的要素を表現するにはサイズ的に厳しいところではある。合奏団はピリオド楽器演奏家の集団で、オーボエ・ダモーレ、フルート・トラヴェルソ、ガンバなどの音色が心地よい。ソリストの中ではバスの小笠原さんが歌詞の明瞭さもあって良かったと感じた。
1月中旬に合唱の連絡先に電話してみたら、チケットは既に売れ過ぎでもう販売を止めていると、バロックの催しとしては異例の話。その時は電話の相手が当の指揮者小泉女史とは気づかなかった。その時点でコンサートは諦めたものの、やはりお願いのメールを書いて「当日券が一枚でも残れば是非確保していただきたい。コンサートには何しろ関心があります。」と訴えておこうと考えた。すると、彼女から若干の押さえの中の一枚を提供しましょうとの返事をいただいた。
もうひとつの驚きはテナーの中の一人が1年前にICUのモツレクでご一緒していた方だったこと。彼はこの演奏ではユダの独唱も受け持っていた。全体として演奏はじっくりと楽しませてもらったが、会場を後にすると全身にどっと疲れが押し寄せてきた。開演が午後3時、終演は6時40分の長丁場だし、マタイにはどうしても身を入れて聴いてしまうから。これを歌う側に立つというのは、感情的にも胸が詰まりそうな箇所もいくつかあるので、自分は歌い切れるだろうかと考えてしまう。
Friday, February 3, 2012
Crank Brothers Eggbeater 1 – 卵泡立て器という名のビンディング・ペダル
SPDペダルは何が良いかと長らく悩んでいたが、たまたまヤフオクで米国クランクブラザーズ社のEggbeater 4という面白いネーミングのペダルに遭遇した。MTB用と謳われていたせいかこれまでノーマークだったが、174gと軽量だし構造も独創的で興味を持った。世評も悪くない。でもそのオークションの結果は中古なのに2万円を超える高値に跳ね上がって行ったので驚いた。
あれこれ調べて見ると現行の後継モデルはEggbeater 11となっていて、米国では$300以上の値で取引されているようだった。eBayに時折中古の出品もあるので競りに参加してみた。ただ殆どの場合終了時間が時差の関係で午前3-5時頃が多く、$250くらいまでの予算でこちらが指値しておいても必ず誰かがその少し上で商品をかすめてしまう。そんなことを5-6回繰り返しているうちに、ペダルにそんな散財するというのも馬鹿らしく感じ始め、最下位モデルのEggbeater 1なら価格も競ることなく$40で手に入るし、重量は100g違うと言っても280g弱とそこそこの軽さだから、Crank Brothersという製品を試してみるならそれでも良いやと、米国に出かける友人に買ってきてもらうことにした。
定義的にSPDと表現がされていることもあるが、現物を見るとクリートの大きさが異なっており独自仕様と判る。そうなると2台の自転車でシマノと使い分けるのはちょっと無理、まずは使用感を確認して基本方針を決定しようと考えた。
クリート用のネジはネジ山の長さが8mmと6mmの2種類が付属して、しかもシム(スペーサー)も付いていた。シマノでは8mmくらいのネジを使っていたが、今回は短い6mmで固定できた。これはとりもなおさずクリートが薄いということで、使ってみてまず感じたのがこの点だ。シューズを履いて歩いても、クリートが地面に当たるカチャカチャ音がしない。シューズはVittoriaで、これほど気持ちの良いことはない。
ペダルをクランクに取り付ける際、使うのは8mmの六角レンチだが、どこに工具を当てればいいのか様子が違うので分からない。シャフトの根元を覗くとそこに収まりそう。つまり裏側から締めるということだ。
次に着脱性だがこれは快適と言って良いだろう。ペダルの裏表を気にすることなく、回して行けば90度ごとに噛むところがあり、カチッとはまってしまえばしっかり固定される感じだ。リリースはとても軽く、音もなく外れる。呆れるくらいスムーズだ。
ということで第一印象はとても良かった。今後乗りこなして気付いたところがあればまたコメントしたい。
Until recently I wasn’t aware of these strange-shape pedals partly because they were defined as MTB parts. As I understood that some people actually used them with roadracer bikes, I gradually got interested. I first tried to bid in eBay for used eggbeater 11 because the price in Japan was outrageously high, but it seemed my budget of around $250 was not enough as I kept losing bids 5 or 6 times. I got tired and felt the price was actually a little too much for my pedals, and thought their bottom-of-the-line eggbeater 4 would be sufficient if all what I want to find out first is its superiority of the design. So I paid $40 with no bids through a friend in USA.
Eggbeater was not SPD as sometimes defined. The size of the cleats is quite different, and it means that my two bikes share no compatibility. Depending on the result in the rides with eggbeater, the future direction should be set.
I used 6mm long skrews for fitting the creats with my shoes in place of 8mm ones used with Shimano SPD. That explains the new cleats are thinner, and the very first benefit I realized was the absence of the tap noise as I walked around, which was so comfortable.
It took me a few seconds to realize how to use 8mm alen key tool to fit the pedals to the cranks. You need to stick it in through the crank hole from the other size as shown in the picture. The instructions do not precisely explain how.
Then I went out for a ride, and when locking in, you don’t have to check the side of pedal surface because you have a chance to lock every 90 degrees of rotation. Once the pedal clicks in place, the position is quite firm while unlocking it was appallingly smooth, light and quiet. This first impression made me feel a step forward over Shimano.
あれこれ調べて見ると現行の後継モデルはEggbeater 11となっていて、米国では$300以上の値で取引されているようだった。eBayに時折中古の出品もあるので競りに参加してみた。ただ殆どの場合終了時間が時差の関係で午前3-5時頃が多く、$250くらいまでの予算でこちらが指値しておいても必ず誰かがその少し上で商品をかすめてしまう。そんなことを5-6回繰り返しているうちに、ペダルにそんな散財するというのも馬鹿らしく感じ始め、最下位モデルのEggbeater 1なら価格も競ることなく$40で手に入るし、重量は100g違うと言っても280g弱とそこそこの軽さだから、Crank Brothersという製品を試してみるならそれでも良いやと、米国に出かける友人に買ってきてもらうことにした。
定義的にSPDと表現がされていることもあるが、現物を見るとクリートの大きさが異なっており独自仕様と判る。そうなると2台の自転車でシマノと使い分けるのはちょっと無理、まずは使用感を確認して基本方針を決定しようと考えた。
クリート用のネジはネジ山の長さが8mmと6mmの2種類が付属して、しかもシム(スペーサー)も付いていた。シマノでは8mmくらいのネジを使っていたが、今回は短い6mmで固定できた。これはとりもなおさずクリートが薄いということで、使ってみてまず感じたのがこの点だ。シューズを履いて歩いても、クリートが地面に当たるカチャカチャ音がしない。シューズはVittoriaで、これほど気持ちの良いことはない。
ペダルをクランクに取り付ける際、使うのは8mmの六角レンチだが、どこに工具を当てればいいのか様子が違うので分からない。シャフトの根元を覗くとそこに収まりそう。つまり裏側から締めるということだ。
次に着脱性だがこれは快適と言って良いだろう。ペダルの裏表を気にすることなく、回して行けば90度ごとに噛むところがあり、カチッとはまってしまえばしっかり固定される感じだ。リリースはとても軽く、音もなく外れる。呆れるくらいスムーズだ。
ということで第一印象はとても良かった。今後乗りこなして気付いたところがあればまたコメントしたい。
Until recently I wasn’t aware of these strange-shape pedals partly because they were defined as MTB parts. As I understood that some people actually used them with roadracer bikes, I gradually got interested. I first tried to bid in eBay for used eggbeater 11 because the price in Japan was outrageously high, but it seemed my budget of around $250 was not enough as I kept losing bids 5 or 6 times. I got tired and felt the price was actually a little too much for my pedals, and thought their bottom-of-the-line eggbeater 4 would be sufficient if all what I want to find out first is its superiority of the design. So I paid $40 with no bids through a friend in USA.
Eggbeater was not SPD as sometimes defined. The size of the cleats is quite different, and it means that my two bikes share no compatibility. Depending on the result in the rides with eggbeater, the future direction should be set.
I used 6mm long skrews for fitting the creats with my shoes in place of 8mm ones used with Shimano SPD. That explains the new cleats are thinner, and the very first benefit I realized was the absence of the tap noise as I walked around, which was so comfortable.
It took me a few seconds to realize how to use 8mm alen key tool to fit the pedals to the cranks. You need to stick it in through the crank hole from the other size as shown in the picture. The instructions do not precisely explain how.
Then I went out for a ride, and when locking in, you don’t have to check the side of pedal surface because you have a chance to lock every 90 degrees of rotation. Once the pedal clicks in place, the position is quite firm while unlocking it was appallingly smooth, light and quiet. This first impression made me feel a step forward over Shimano.
Thursday, February 2, 2012
Gardiner on YouTube – ガーディナーのバッハ巡礼を観る
所属している合唱団はこれから1年半かけてクリスマス・オラトリオに挑戦することになりました。3月にはライプツィッヒのカントールが来日中にチャリティーコンサートで彼の指揮の下、その中のコラールを一曲、さらにマタイ受難曲の最終コラールなどを歌うという予定も組まれたので、楽譜を買いに本郷のアカデミアまで何十年ぶりかで出向いてみたら場所も昔とは変わっていました。
さて、これらのコラールをYouTubeで少し検索し始めたところ、ガーディナーとモンテヴェルディ合唱団が演奏しているBBCの番組があって、これが何とバッハ没後250年を記念しての「バッハ巡礼年」企画のこけら落としとして、ワイマールでクリスマス・オラトリオから始動するその一部始終を取材したものでした。教会にはクラナッハの絵画が飾られていて、どんな場所でどんな演奏会だったのかが垣間見られるというのは何とも有り難いばかりでなく、さらにその後一年間の巡礼をまとめた別の番組も制作されており、自分が持っているSDGのバッハ巡礼カンタータ全集を聴く上での貴重な記録でした。これらのリンクは下記の通り。
Our choir set the new goal that is to master Bach’s Christmas Oratorio in 18 months. And in coming March, while the Kantor of Leipzig visits Japan, he will conduct us sing one of Christmas Oratorio chorals and the final choral in Matthew Passion in a charity concert.
I searched some performance examples in YouTube and came across with a BBC program of reporting Bach Cantata Pilgrimage by Gardiner and Monteverdi Choir that started with their concert of Christmas Oratorio in Weimar. It was very nice to find how and where the concert actually took place visually, and furthermore there was another program about the whole 1-year Pilgrimage tours that complemented the complete Bach Cantata releases in CD from SDG.
I then found St. John Passion in Proms 2008. I have their older CD releases, 1986 Archive and 2003 SDG, but their Proms performance was far superior and deeply touching.
Shown below are the links that you shouldn’t miss watching!
Christmas Oratorio: クリスマス・オラトリオで巡礼スタート
http://www.youtube.com/watch?v=shxbbGRId8c
http://www.youtube.com/watch?v=f028oxjdJ0k
http://www.youtube.com/watch?v=qhrDE_r1RxM
Bach Pilgrimage: バッハ・カンタータ巡礼
http://www.youtube.com/watch?v=svFD27enOFw
さらに検索を続けていくと、クリスマス・オラトリオ全曲やヨハネ受難曲も出てきました。特にヨハネは2008年のPROMSコンサート録画で、その完成度は手元にある1986年アルヒーフ盤、2003年SDG盤という過去2回のCDと比較しても圧倒的に感動ものと感じ入りました。
PROMS 2008のヨハネ受難曲
http://www.youtube.com/watch?v=YW43NCOxU1c
なお、クリスマス・オラトリオ全曲についてはDVDが発売されていたので、これはAmazonで入手することにします。
http://www.amazon.co.jp/Christmas-Oratorio-Bwv-248-1-6/dp/B000BK536A/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1328147938&sr=8-1
さて、これらのコラールをYouTubeで少し検索し始めたところ、ガーディナーとモンテヴェルディ合唱団が演奏しているBBCの番組があって、これが何とバッハ没後250年を記念しての「バッハ巡礼年」企画のこけら落としとして、ワイマールでクリスマス・オラトリオから始動するその一部始終を取材したものでした。教会にはクラナッハの絵画が飾られていて、どんな場所でどんな演奏会だったのかが垣間見られるというのは何とも有り難いばかりでなく、さらにその後一年間の巡礼をまとめた別の番組も制作されており、自分が持っているSDGのバッハ巡礼カンタータ全集を聴く上での貴重な記録でした。これらのリンクは下記の通り。
Our choir set the new goal that is to master Bach’s Christmas Oratorio in 18 months. And in coming March, while the Kantor of Leipzig visits Japan, he will conduct us sing one of Christmas Oratorio chorals and the final choral in Matthew Passion in a charity concert.
I searched some performance examples in YouTube and came across with a BBC program of reporting Bach Cantata Pilgrimage by Gardiner and Monteverdi Choir that started with their concert of Christmas Oratorio in Weimar. It was very nice to find how and where the concert actually took place visually, and furthermore there was another program about the whole 1-year Pilgrimage tours that complemented the complete Bach Cantata releases in CD from SDG.
I then found St. John Passion in Proms 2008. I have their older CD releases, 1986 Archive and 2003 SDG, but their Proms performance was far superior and deeply touching.
Shown below are the links that you shouldn’t miss watching!
Christmas Oratorio: クリスマス・オラトリオで巡礼スタート
http://www.youtube.com/watch?v=shxbbGRId8c
http://www.youtube.com/watch?v=f028oxjdJ0k
http://www.youtube.com/watch?v=qhrDE_r1RxM
Bach Pilgrimage: バッハ・カンタータ巡礼
http://www.youtube.com/watch?v=svFD27enOFw
さらに検索を続けていくと、クリスマス・オラトリオ全曲やヨハネ受難曲も出てきました。特にヨハネは2008年のPROMSコンサート録画で、その完成度は手元にある1986年アルヒーフ盤、2003年SDG盤という過去2回のCDと比較しても圧倒的に感動ものと感じ入りました。
PROMS 2008のヨハネ受難曲
http://www.youtube.com/watch?v=YW43NCOxU1c
なお、クリスマス・オラトリオ全曲についてはDVDが発売されていたので、これはAmazonで入手することにします。
http://www.amazon.co.jp/Christmas-Oratorio-Bwv-248-1-6/dp/B000BK536A/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1328147938&sr=8-1
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